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影法師
影法師の部屋へようこそ
根来 澪子のつぶやき

 「小説は根も葉もある作り話」だというけれどエッセイはどうだろう。
周囲の出来事を尤もらしくありのままに書いたようでいて、これが私だとはとても言えない。
虚構と真実は縄のように入り混じり、一体となり解くことが出来ないのである。私のエッセイは小さな塊が膨らんでいって虚空ではじけ、地上に落ちた残骸が影法師のように蹲っている類のものである。




人生は歩きまわる影法師、あわれな役者だ出場の時だけ舞台の上で見えをきったりわめいたり、そしてあとは消えてなくなる
ウイリアム・シェクスピア「マクベス」より




             
☆ 寸猫 ☆                             喫茶店にて  後ろ姿  一度、ただ一度     「グレイ」は何処に  猫のいるレストラン  過ぎていく人々   挑戦  青春を取り戻すには



               
☆ 来し方 ☆                              私の「アメリカ」  孫たちとの六週間   娘との再会     最後の晩餐  命をいただく  雨の日に思う   マージャンあれこれ  熊野灘



☆ 雑感 ☆                              歴史は人間によって作られる  新しい妖怪がやってきた   忘れられない日
                                                   ☆ 読書感想 ☆                                               寂聴つれづれ  吉村昭『星への旅』


                
☆ 創作 ☆                              レクイエム」  薔薇に溺れる   不在     秋の墓参  冬の薔薇  ナラタージュ   リベル・タンゴ
                          
☆ 影法師 ☆
☆ 終わりに ☆
テーブルデザイン




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過去への扉
過去への扉の部屋へようこそ
根来 澪子のつぶやき

ぼんやり過ごしているうちに八十路もだいぶ過ぎてしまった。 行動力が鈍って閉じこもることが多くなり、暇に任せて読書だけはしている。ここ四、五年、同人誌『みなせ文芸』に掲載した作品をまとめてみた。
心躍る旅行記や、艶っぽい話題はなくなって、読書感想文のような作品が多くなり、読者は詰まらないだろうと気落ちしている。
これから更に下降していく老いの坂道に、なにがしかの実が成ってほしい。そんな思いが「過去への扉」へといざならせた。




                
☆みかえし☆
ホテル「エルミタ−ジュ」  パソコン奮闘記 杖の効用   入院生活の果てに  断捨離  カリフォルニアの空  ラ・セ−ヌ   3分間の空    ハ−レムノクタ−ン  同期会  スケ−タ−と蝋人形
悲しみを抱いて  忘却の彼方へ   92歳のパリジェンヌ   かげろう   ポルノ小説  華の暗闇    墓前の華   夕日の訪問者   ひみつ  
☆ 終わりに ☆

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